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第39回青龍映画賞授賞式のMCには、11月28日に、 ユ・アインと共演した映画「国家不渡りの日」の公開を控えている青龍の女神キム・ヘスが25年目のMCを務めることになりました。
そして、ドラマ「ミスター・サンシャイン」で韓国中に“ク・ドンメ惚れ”を引き起こし、話題を呼んだ俳優ユ・ヨンソクがその相手に抜てきされました。
彼は日本でもお馴染みの「応答せよ1994」をはじめ「浪漫ドクターキム・サブ」「幸せのレシピ」などのドラマと、「オールド・ボーイ」「私のオオカミ少年」「その日の雰囲気」「提報者」「尚衣院(サンイウォン)」「ビューティー・インサイド」「ファイ 悪魔に育てられた少年」「解語花」「建築学概論」などの映画で幅広い演技で多くのファンを魅了してきました。ドラマ「ミスター・サンシャイン」の次期作となったミュージカル「ジェントルマンズ・ガイド:愛と殺人編」が只今、絶賛公演中のユ・ヨンソク。 二人の共演はユ・ヨンソクの「浪漫ドクターキム・サブ」にキム・ヘスが特別出演した以来となります。
キム・ヘスとユ・ヨンソクの進行で開かれる第39回青龍映画賞授賞式は、韓国映画の1年を祝い励まし合う祝祭の夜になります。
その模様はSBSを通じて生中継されます。
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今年も数多くの素晴らしい韓国映画が日本で公開され、又は公開を控えています。
1月には、ハン・ソッキュ、キム・レウォンの「監獄の首領(ザ・プリズン)」、チ・チャンウク、シム・ウンギョンの「操作された都市」、カン・イェウォン、イ・サンユンの「消された女」、ペ・ヨンジュン、イ・ミスク、チョン・ドヨンの「スキャンダル(デジタルリマスター版)」、キム・ナムギル、ソル・ギョング、ソルヒョン(AOA)の「殺人者の記憶法」が、
2月には、ヒョンビン、ユ・ヘジンの「コンフィデンシャル/共助」、ユンホ、キョン・スジンの「メロホリック~恋のプロローグ~劇場版」、キム・オクビン、シン・ハギュンの「悪女/AKUJO」、イ・ビョンホン、コン・ヒョジン、アン・ソヒの「エターナル(シングルライダー)」が、
3月には、 チョ・インソン、チョン・ウソン、リュ・ジュンヨルの「ザ・キング」、 パク・ソジュン、カン・ハヌルの「ミッドナイト・ランナー(青年警察)」が、
4月には、 キム・ヘス、マ・ドンソクの「グッバイ・シングル」、キム・スヒョン、ソルリ(元f(x))の「リアル」、ソン・ガンホ、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨルの「タクシー運転手~約束は海を越えて~」が、
5月には、 ソル・ギョング、イム・シワンの「名もなき野良犬の輪舞(不汗党)」が、
6月には、 キム・ヘス、イ・ソンギュンの「修羅の華(ミオク)」、キム・ミンヒ、クォン・ヘヒョの「それから」、チャン・ドンゴン、イ・ジョンソクの「V.I.P.」、キム・ミンヒ、ソ・ヨンファの「夜の浜辺でひとり」、 イ・ビョンホン、キム・ユンソク、パク・ヘイル、コ・スの「 天命の城(南漢山城)」、チョン・ジェヨン、キム・ミンヒの「正しい日 間違えた日」が、
7月には、 ヒョンビン、ユ・ジテ、ペ・ソンウ、パク・ソンウン、ナナ(AfterSchool)の「スウィンダラーズ(クン)」、パク・ヘジン、オ・ヨンソの「チーズ・イン・ザ・トラップ」が、
8月には、 シン・ハギュン、ド・ギョンス(EXO D.O.)の「7号室」が公開されました。
そして、第39回青龍映画賞審査対象作でもある次の映画が上映中または、日本公開を控えています。
キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、ソル・ギョング、カン・ドンウォンの「1987、ある闘いの真実」が、9月8日より絶賛上映中です。1987年、一人の大学生の無惨な死が人々の心に火をつけ、その時までは運動圏の学生や労働者そして在野団体のストライキだったのが、この事件をきっかけに国民までをもみずから進んで国と闘い、長かった軍部独裁政権に終止符が打った韓国民主化闘争を描いた衝撃の実話を映画にした作品です。
また、10月20日からは、日本でも人気の高いイケメン俳優コン・ユが主役を務めた「新感染ファイナル・エクスプレス(釜山行)」で、一躍注目を浴びたマ・ドンソクが主演を務め、アームレスリングの世界を舞台に描いた映画「ファイティング(チャンピオン)」が日本公開を予定していますす。
後は、12月8日からドラマ「華麗なる遺産」イ・スンギと「サニー 永遠の仲間たち」「怪しい彼女」のシム・ウンギョン主演の結婚の相性を占うカリスマ占い師と王女の恋愛模様を描いた時代劇ラブコメディ 「ときめき プリンセス婚活記(相性)」が日本公開を予定しています。
最後に、かつてアジアチャンピオンにまでのぼり詰めたが、40歳を過ぎたいまはその面影は何処にも見当たらない、元ボクサーのジョハ(ビョンホンさん)と天才的なピアノの腕を持つサヴァン症候群を患う弟ジンテ(ジョンミンさん)の兄弟の絆を描いた映画「それだけが私の世界」12月28日お正月映画として日本公開を控えています。
イ・ビョンホンの情の深い人間味溢れる熱演はもちろん、天才的なピアノの才能を持つサヴァン症候群の弟役のパク・ジョンミンも、サヴァン症候群を患っている人物を完璧に演じ、その上、劇中のピアノ演奏もすべて直接引くぐらいに入念な準備と努力で素晴らしい場面を作り上げています。日本のファンにも暖かい感動を与えてくれるはずです。
今年日本公開で公開された韓国映画には11月23日に開かれる青龍映画賞の審査対象の映画も多く、どの作品、どの俳優らが受賞の栄光に輝くのか期待が高まります。
✥✥✥ 2018 第39回青龍映画賞 審査対象作は【こちら】
第39回青龍映画賞が来る11月23日に慶熙(キョンヒ)大学にある平和の殿堂にて開催されることが決まりました。
今年はどの俳優、どの作品が栄光に輝くのでしょうか?
昨年は新人男優賞に選ばれた「あの日、兄貴が灯した光」のド・ギョンス(EXO D.O.)がまだ会場に到着できず、代わりにチョ・インソンがトロフィーを受け取りましたが、遅れて到着したド・ギョンスは最優秀作品賞の授賞者としてステージに上がり、無事に受賞の感想を伝えるハプニングもありました。
男優主演賞は「タクシー運転手」のソン・ガンホが、女優主演賞は「I Can Speak」ナ・ムニが、新人女優賞には「朴烈」のチェ・ヒソが、人気スター賞は「ザ・キング」のチョ・インソン、「I Can Speak」のナ・ムニ、「名もなき野良犬の輪舞」のソル・ギョング、「軍艦島」のキム・スアンが受賞しました。
主な個人賞の受賞者は翌年授賞式の授賞者として必ず登壇することが決まりの青龍映画賞。 ソン・ガンホ、ド・ギョンス(EXO D.O.)、チェ・ヒソ等受賞者達は誰にトロフィーを与えるのか、11月23日の授賞式が楽しみです。
✥✥✥ 青龍映画賞(Blue Dragon Awards)概要は【 こちら 】
✥✥✥ 2017 第38回青龍映画賞 結果は【 こちら 】
あのチャン・ドンゴンもイ・ビョンホンも一度しか受賞できなかった幻の青龍賞男優主演賞。
毎年韓国で公開される韓国映画約150~160作の中で、素晴らしい映画に恵まれ、演技がうまいのはもちろん、興行までへも影響を与え、その年の青龍の男―青龍賞男優主演賞に選ばれるのはなかなか難しいものです。
そんな難しいものに3度も選ばれた俳優は、2000年前後から言えば『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシクです。(2000年前は省略) 1回目は、2001年(22回)に浅田次郎の短編小説「ラブ・レター」を映画化した恋愛映画「パイラン」で、2回目は、2003年(24回)土屋ガロン(作)、嶺岸信明(画)の同名漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』を映画化した『オールド・ボーイ』で、3回目は、『悪いやつら(原題:犯罪との戦争)』でした。彼は、青龍賞男優主演賞に選ばれる前、韓国映画が世界的に評価されるようなった映画『シュリ('99) 』で北朝鮮の工作員に扮した際すでに、彼の可能性を強く見せつけていました。
次は2度選ばれた俳優は、アン・ソンギ、ソン・ガンホ、ソル・ギョング、ファン・ジョンミンです。 韓国で国民俳優と呼ばれている名優アン・ソンギは、1回目は1990年(11回)に『南部軍)』で、2回目は2006年(27回)に『ラジオ・スター』で受賞しました。
チェ・ミンシクとともに映画『シュリ』('99)で主演のハン・ソクギュの相棒を演じ演技力の可能性を放っていたソン・ガンホは、1回目は2007年(28回)に『優雅な世界』で、2回目は、2014年(35回)に弁護士時代の故・盧武鉉大統領に扮し1100万人を超える観客も動員した『弁護人』で受賞しました。
日本では『シルミド SILMIDO』で有名になったソル・ギョングは、1回目は、2000年(21回)に韓国の日本文化開放後、両国が最初に取り組んだNHKと韓国の共同制作映画『ペパーミント・キャンディー』で、2回目は、2002年(23回)に『公共の敵』で受賞しました。
ファン・ジョンミンは、 1回目は、2005年(26回)に演技派女優チョン・ドヨン(第60回 カンヌ国際映画祭女優賞受賞)と呼吸を合わせた『ユア・マイ・サンシャイン』で、2回目は、2013年(34回)にチェ・ミンシク・イ・ジョンジェと呼吸を合わせた『新しき世界』で受賞しました。
後、1度選ばれた俳優は、ハン・ソクギュ、チャン・ドンゴン、イ・ジョンジェ、キム・ユンソク、チョン・ジェヨン、キム・ミョンミン、パク・ヘイル、ユ・アイン、イ・ビョンホン等です。
あの「シュリ」のハン・ソクギュは、1997年18回に『グリーンフィッシュ』で、 チャン・ドンゴンは、2004年(25回)に民族を二分した朝鮮戦争に翻弄される兄弟を描いた映画で、ウォンビンが扮した弟を持つ兄役を演じた『ブラザーフッド(原題:太極旗翻して)』で、 イ・ジョンジェは、1999年20回にチョン・ウソンと共に主演を務めた『太陽はない』で キム・ユンソクは、2008年(29回)にハ・ジョンウと共演した『チェイサー』で、 キム・ミョンミンは、2009年(30回)に『私の愛、私のそばに』で、 チョン・ジェヨンは、2010年(31回)に『黒く濁る村(原題:苔)』で、 パク・ヘイルは、2011年(32回)に『神弓-KAMIYUMI-(原題:最終兵器 弓)』で、 ユ・アインは、 2015年35回に『王の運命 -歴史を変えた八日間(原題:思悼)』で、 イ・ビョンホンは、2016年(37回)に『インサイダーズ/内部者たち』で受賞しました。 特にイ・ビョンホンは韓国のレオナルド・ディカプリオといわれるほど青龍映画賞男優主演賞にはなかなか届かず男優主演賞7回ノミネートで6回失敗、7回目で念願の男優主演賞を手にしました。
一方、チャン・ドンゴンは1997年(18回)に『敗者復活戦』で新人男優賞を、1999年(20回)には『NOWHERE ノーウェアー(原題:情け容赦なし)』で男優助演賞受賞し、イ・ジョンジェは1995年(16回)に『若い男』で新人男優賞を、2013年(34回)には『観相師』で男優助演賞受賞し、チャン・ドンゴンとイ・ジョンジェは新人男優賞、男優助演賞、男優主演賞を席巻しました。
来る11月25日開かれる青龍映画賞受賞式で今年の青龍の男―男優主演賞に選ばれるのは、果たして誰でしょうか?「ザ・キング」のチョ・インソンが新たに青龍の男に名を連ねることができるのか益々授賞式の結果が楽しみです。
✦✦✦ 2017年 第37回青龍映画賞ノミネート詳細はこちら
第38回青龍映画賞授賞式のMCには青龍の女神キム・ヘスが24年目のMCを務めることになりました。その相手に抜てきされたのが、映画「ミオク」でキム・ヘスの相手役で呼吸を合わせたイ・ソンギュンです。
イ・ソンギュンはお馴染みのドラマ「コヒープリンス」「白い巨塔」「パスタ」「今週、妻が浮気します」や映画「王様の事件手帖」「最後まで行く」「僕の妻のすべて」「火車」「パジュ(坡州)」等で演技力を発揮してきました。 青龍の女神キム・ヘスと進行していくイ・ソンギュンのスーツの姿そして多くのファンを魅了した彼の甘美な声が待ち遠しいです。
映画人同士がお互いを真心で祝い、励み、楽しむ、映画俳優及び関係者等映画人たちの祝典、 青龍映画賞。
眩しいオーラを放つスターたちの感動の祝典、青龍映画賞授賞式は11月25日土曜日午後8時40分から、ソウルの平和の殿堂で開かれます。