■ あらすじ ■

〝あの日、私たちの二十歳はぐちゃぐちゃなってしまった”

二十歳になったばかりの「ヨンビ」、「サンウ」、「ジゴン」、「ドゥマン」は入隊する「サンウ」を送るため、久々に皆で旅行にでる。親友がすべてで第一である「ヨンビ」、大学の代わりに軍隊を選んだ「サンウ」、母親に圧迫に苦しめられている浪人生「ジゴン」、天下りの大学野球部員「ドゥマン」は各自の日常から抜け出して自由を満喫する。

ポハンのある海辺。大人になった気分でウキウキしていたのもつかの間、危険にさらされた女を助けようとした末、争いに巻き込まれ、４人はあっという間に事件の犯人になってしまう。無関心な警察と心配の親たちは‘真実’より‘事実’が重要だと、そして、‘世の中には親友より守るべきものが沢山ある’と言う。

〝強がるな、お前だって怖いだろう！”

最も美しく輝いていたその一日はどうしようも無く歪っで行き、4人でなら恐れることはなかった彼らの心も最大に無力に揺れは始めるが、、、、二十歳の人生に闇がおりてくる。

暗い夜が明けると、俺たちはどんな朝を迎えるのだろう。