■ あらすじ ■

帰宅途中、トンネルが崩壊した。

自動車営業代理店の課長「ジョンス」、大きい契約を前にしてウキウキした気分で家に帰る途中、いきなり崩壊したトンネルの中に一人で閉じ込められた。目の前にみえるのは巨大なコンクリートの残骸だけ。彼が持っているのはバッテリー７８％の携帯電話とお水2ボトル、そして、娘の誕生日祝いようのケーキがすべてだ。

救助隊は今日もトンネルに入れなかった。大刑トンネル崩壊事故ニュースで大韓民国は大騒ぎになり、政府は緊急事故対策班を作る。事故対策班の救助隊長「デギョン」は行き詰まったトンネルへ侵入するためいろんな方法を試してみるが救助は遅く進行するばかりだ。一方、「ジョンス」の妻「セヒョン」は「ジュンス」が唯一に聞けるラジオを通じて夫に希望を与えながら、彼の無事生還への希望を捨てない。

はかどらない救助作業は結局近隣第２トンネルの完工に蹉跌をもたらし、「ジョンス」の生存と救助に大した世論が分裂し始める。