■ あらすじ ■
かつて会社務めをしていった兄と映画監督だった弟の間で、建築会社の構造技術者であるパク・ドンフンは設計チームから修繕チームに左遷されても、大学後輩が社長として上司にやってきても、これで良いんだと我慢して決して冒険には乗り出せない安全第一主義を追求する。

そんな彼が借金取りに追われ、夜も飲食店のバイトに明け暮れる日々を送っていた契約社員のイ・ジアンと出会いこれまでになかった自身の感情と葛藤に向き合うことになる。

厳しい人生を生きる平凡な人たちの人生の重さに耐えながら互いの人生を癒していく物語。

■ 企画意図 ■
ここにおじさんがいる。
大した経歴もなく、羨ましがる能力も持っていない。
ただ道理に合う生きることだけ。

だが、その中には9歳少年の純粋さがあり、惰性に染められなかった鋭さもある。
人間に対する本能的な温かみや愚直さもある。

我々が忘れていた‘人間の魅力を見せてくれるおじさん`

彼をみるときれいな水で目と耳を洗った気がする。街に溢れる有り触れたおじさん。
地味で情けなく見えた彼らが、愛らしくてたまらない。

（内容出処：tvN)